釜石の竹灯籠、未来への灯り~震災を忘れない、防災意識を高める竹灯籠プロジェクトとは?釜石市根浜地区の竹灯籠プロジェクト:震災の記憶を風化させない、防災意識啓発への道のり
震災の記憶を灯す、釜石市鵜住居町根浜地区の竹灯籠プロジェクト。地域住民の防災意識向上と震災犠牲者の追悼を目的に、3年目を迎えました。廃食油発電の温かい光が、避難階段を照らし、家族連れを魅了します。未来へ語り継ぐ震災の教訓と、海辺の幻想的な光景。3月30日までの土日祝日と11日、夕暮れ時に灯る竹灯籠をぜひご覧ください。
💡 東日本大震災の犠牲者を追悼し、防災意識を高める目的で、釜石市で竹灯籠が設置されています。
💡 地元住民が製作体験に参加し、廃食油を再利用したバイオディーゼル燃料で発電するなど、環境にも配慮しています。
💡 点灯式では避難階段を上り、高台避難を疑似体験することで、防災への意識を高める取り組みが行われています。
それでは、まずはこの竹灯籠プロジェクトが始まった背景と、その詳細についてご説明いたします。
始まりの記憶、灯火への願い
釜石・根浜の竹灯籠、何のために作られた?
震災犠牲者追悼と避難意識向上。
竹灯籠の優しい光は、震災の記憶を呼び起こし、地域住民の心を繋ぎます。
避難経路を照らすだけでなく、防災意識を高める大切な役割も担っています。

✅ 東日本大震災の犠牲者を追悼し、防災意識を高めるため、釜石市根浜地区の高台へと続く避難階段に手作りの竹灯籠が設置された。
✅ 灯籠は、地域住民や観光客に避難経路を周知する目的もあり、地元住民が製作体験に参加し、環境に配慮したバイオディーゼル燃料で発電している。
✅ 参加者は点灯式で避難階段を上り、高台避難を疑似体験し、防災への意識を高めた。竹灯籠の点灯は3月まで土日祝日の午後4時から7時に行われる。
さらに読む ⇒かまいし情報ポータルサイト〜縁とらんす出典/画像元: https://en-trance.jp/news/kamaishishinbun-news/34391.html美しい竹灯籠の光景は、本当に感動的ですね。
地域の方々が手作りで参加されているという点も、温かさを感じます。
2021年から始まった岩手県釜石市鵜住居町根浜地区での竹灯籠製作と点灯プロジェクトは、東日本大震災の犠牲者を追悼し、地域住民の防災意識を高めることを目指しています。
この取り組みは、津波避難階段に竹灯籠を設置し、避難意識の向上を図ることを目的としており、今年で3年目を迎えました。
これは素晴らしい取り組みですね。単なる追悼だけでなく、防災意識の向上に繋がっている点が重要です。地域を巻き込んだ活動として、非常に意義深いと思います。
持続可能な灯り、未来への希望
竹灯籠の灯りは何で発電?環境にも優しい秘密とは?
廃食油バイオディーゼル燃料!
JICA海外協力隊の経験が、様々な形で活かされていることに感銘を受けました。
異文化理解を深め、グローバルな視点を持つことは、防災にも繋がると思います。
公開日:2023/05/23

✅ 気象庁長官の大林正典氏が、かつてJICA海外協力隊員としてドミニカ共和国で気象学の分野で活動し、その経験がその後のキャリアに活かされた。
✅ JICA海外協力隊事務局長の橘秀治氏も協力隊員としての経験を持ち、インドネシアのスラウェシ島での活動を通じて途上国の貧困を肌で感じ、その経験がその後の活動の原点になった。
✅ 協力隊への参加動機は多様であり、「好奇心」も重要な要素である。政府も自己啓発休業制度などを通じて、協力隊への参加を支援している。
さらに読む ⇒朝日新聞GLOBE+:世界のいまを伝えるウェブメディア出典/画像元: https://globe.asahi.com/article/14906341バイオディーゼル燃料の使用は、環境への配慮も素晴らしいですね。
点灯式での家族連れの笑顔は、未来への希望を感じさせます。
竹灯籠のLED電球は、廃食油を再利用したバイオディーゼル燃料で発電され、環境にも配慮されています。
点灯式には家族連れも参加し、幻想的な光景に感動の声が上がりました。
参加者は避難場所の確認など、防災意識を高め、地域住民は震災経験を子どもたちに伝えていく決意を新たにしました。
JICA海外協力隊員は、釜石での学びを活かし、海外での地域貢献活動に繋げたいと語りました。
あらまあ、バイオディーゼル燃料ってのがまたイイわね!環境にも優しくて、未来の子どもたちの為にもなるってことだもんね。素晴らしい!
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震災の記憶を灯す、幻想的な灯籠の光。親子で避難経路を歩き、防災意識を高めるイベントが今年も開催!3/30までの土日祝、午後5時から7時頃まで。