プライドとは?LGBTQ+の権利と、変化する世界の現状とは?世界と日本のプライドパレードの歴史と、支援の現状
1969年のストーンウォール事件から25年後、日本初のプライドパレードが東京で開催!性的少数者の権利を求め、レインボーフラッグの下、多様性を祝うイベントは世界へ。企業の支援も変化し、プライド月間の意義が問われる今、東京プライド2025に向け、企業やコミュニティが連携し、誰もが輝ける社会を目指す。
💡 LGBTQ+の権利運動の発端となったストーンウォール事件から、日本初のプライドパレードの開催までを解説。
💡 東京レインボープライドの歴史と、イベントの変遷、そしてLGBTQ+コミュニティの変化を振り返ります。
💡 プライド月間の意義と、世界各地のイベントを紹介。LGBTQ+の権利と文化への理解を深めます。
それではまず、LGBTQ+の権利を求める運動の歴史と、世界各地のプライドパレードについて見ていきましょう。
始まりの灯:ストーンウォールから東京へ
LGBT+権利運動を変えた出来事は何?
ストーンウォールの反乱と東京プライドパレード。
日本のプライドパレードの始まりと、その背景にある歴史を深く掘り下げていきましょう。

✅ 2019年は、ニューヨークのストーンウォールの反乱から50年、東京で日本初のプライドパレードから25年という節目の年である。
✅ このイベントでは、ストーンウォールの歴史的意味を振り返り、世界各都市に広がった「プライド」について、特に東京のパレード25年を軸に、今後の展望を議論する。
✅ ジャーナリストの北丸雄二氏、東京レズビアン&ゲイパレード実行委員長の福島光生氏、NPO法人東京レインボープライド共同代表理事の山縣真矢氏らが登壇し、参加費無料で事前申し込みは不要。
さらに読む ⇒東京レインボープライド出典/画像元: https://trp2019.trparchives.com/week/hostedbytrp/14462/ストーンウォールの反乱から50年、東京プライド25年という節目の年。
様々なイベントを通して、LGBTQ+の権利と、その歩みを振り返る貴重な機会ですね。
1969年6月、アメリカ・ニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」で、警察の不当な取り締まりに対し、性的少数者たちが立ち上がった。
この「ストーンウォールの反乱」は、LGBT+権利運動の象徴となり、世界各地に影響を与えた。
その25周年を記念し、1994年8月28日、東京で日本初のプライドパレードが開催された。
このパレード開催には、1984年に日本にILGA日本を設立したビル・シラーの活動も大きく影響している。
ILGA日本は、HIV/エイズ啓発やエイズ予防法案反対運動などに取り組み、1990年にはパレード開催をプロジェクトとして掲げ、実現へと繋がった。
なるほど。1969年のストーンウォールの反乱が、こんなにも大きな運動の象徴になっていたとは。東京でのパレード開催にビル・シラー氏が貢献していたのも、面白いですね。
パレードの軌跡:日本でのプライドの歩み
東京プライドパレード、初期の問題は何だった?
運営上の問題と運営団体の解散。
プライドパレードが、どのように進化してきたのか、その軌跡を辿っていきましょう。
公開日:2024/10/05

✅ 東京レインボープライド(TRP)の30周年を記念し、関係者によるパーティーが開催された。
✅ TRPの目玉企画であるプライドパレードには約1万5000人が参加し、南定四郎氏(第1回実行委員長)もパレードに参加した。
✅ 南氏は、30年前には想像できなかったほどの変化を喜び、性の多様性を祝うイベントへの広がりを評価した。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20241005/k00/00m/040/066000c東京レインボープライドの歴史と、パレードの規模拡大、そして運営上の課題など、様々な出来事があったことが分かります。
LGBTQ+を取り巻く環境の変化を感じますね。
東京プライドパレードは、新宿中央公園から渋谷までの約4.5kmのコースで行われ、約500人が参加し、メディアの注目を集めた。
翌年の第2回パレードでは参加者が倍増するなど、LGBT+への関心は高まりを見せた。
しかし、1996年の第3回パレードでは運営上の問題が原因で運営団体が解散し、混乱が生じた。
その後、1997年から1999年まで小規模なパレードが継続されたものの、大きな変化は訪れなかった。
プライドパレードは、LGBTQ+が自らの誇りを示すイベントであり、性的少数者が長年迫害されてきた歴史に対する抗議、権利を求める意味合いも込められている。
パレードでは、LGBTQ+の多様性とコミュニティの団結を示すレインボーフラッグが象徴的に用いられる。
えー、30年前には想像もできなかった変化って、すごいわよね!LGBTQ+の人たちが、自分らしく生きられる社会に向かってるってことよね!
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6月はプライド月間!世界と日本のLGBT+の権利と文化を祝うイベント。企業の支援の変化、東京プライド2025に向けた活発な取り組みを紹介。