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十倉雅和氏とは?経団連会長の経歴や家族、年収、次期会長(筒井義信氏)についても解説?十倉雅和氏のリーダーシップと経済界での存在感

経団連を牽引した十倉雅和氏の軌跡。住友化学でのキャリア、東大経済学部卒、多様な役職歴を経て、脱炭素社会への貢献を誓う。自由闊達な議論と現場重視の経営哲学、漫画愛好家という一面も。退任後の万博協会会長としての展望、そして次期会長・筒井氏へのバトンタッチ。経済界の未来を担うリーダーたちの姿を描き出す。

十倉雅和氏とは?経団連会長の経歴や家族、年収、次期会長(筒井義信氏)についても解説?十倉雅和氏のリーダーシップと経済界での存在感

📘 この記事で分かる事!

💡 十倉雅和氏は、経団連の会長として、日本の経済界を牽引してきた人物です。

💡 住友化学での豊富な経験を活かし、脱炭素社会への貢献など、現代社会の課題に取り組んでいます。

💡 2024年5月には経団連会長を退任し、日本国際博覧会協会会長を継続します。

それでは、十倉雅和氏の経歴、リーダーシップ、そして現在の経済状況における彼の役割について、詳しく見ていきましょう。

転換期のリーダーシップ 十倉雅和氏の経歴と決意

十倉雅和氏、経団連会長就任!どんな人物?

住友化学出身の、脱炭素社会を志すリーダー。

経団連新会長に就任した十倉雅和氏のリーダーシップ、経営哲学に迫ります。

脱炭素社会への貢献や現場を重視する姿勢について解説します。

十倉経団連会長就任 温室効果ガス削減、多様化促進など課題山積

公開日:2021/06/01

十倉経団連会長就任 温室効果ガス削減、多様化促進など課題山積

✅ 経団連は定時総会で十倉雅和氏を新会長に選任し、中西宏明前会長の任期途中の退任に伴う緊急登板となった。

✅ 十倉新会長は、コロナ対策と経済活動の両立に尽力し、2050年カーボンニュートラルに向けた行動計画を策定する。

✅ 30年の46%削減目標に対し、産業界からは対応を迫られている。

さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20210601/k00/00m/020/366000c

十倉雅和氏のリーダーシップは、経験に基づいたもので、自由闊達な議論を重視し、現場を重視する点が特徴的ですね。

2021年5月、経団連会長に就任した十倉雅和氏は、住友化学での豊富な経験と国際的な知見を基盤に、日本の経済界を牽引することになりました。

1950年生まれ、兵庫県西脇市出身の十倉氏は、東京大学経済学部を卒業後、1974年に住友化学に入社。

経営企画、ベルギー法人設立、社長就任などを経て、経団連副会長や審議員会副議長を歴任し、会長に就任しました。

この就任は、前会長の中西宏明氏の退任に伴うもので、十倉氏は「義を見てせざるは勇なきなり」の言葉を引用し、脱炭素社会への貢献など、現代社会が直面する課題への取り組みに全力を尽くす決意を表明しました

彼のリーダーシップは、自由闊達な議論を重視し、現場を重視した上で行動に移すという経営哲学に基づいています。

また、2024年5月には、経団連会長を退任し、日本国際博覧会協会(万博協会)の会長を継続する意向を示しました。

なるほど、十倉氏の経歴は素晴らしいですね。脱炭素への取り組みや、2050年カーボンニュートラルに向けた行動計画は、まさに未来を見据えたリーダーシップと言えるでしょう。素晴らしいです!

学問とキャリアの交差点 大学時代と住友化学での歩み

東大紛争で受験中止!十倉雅和氏、異色の大学時代とは?

早稲田大経由で東大入学、経済学部に進む。

大学時代、そして住友化学での歩みを通して、十倉氏の知的な探求心と、現場を重視する姿勢を紐解きます。

様々な業務での経験が、今の彼を形作っています。

重ねた住友伝統の「査業」役で直に聴いた現場の声 住友化学・十倉雅和会長

公開日:2025/03/18

重ねた住友伝統の「査業」役で直に聴いた現場の声 住友化学・十倉雅和会長

✅ 入社5年目に配属された大阪製造所の総務部査業課で、予算査定や投資申請の判断を行う中で、現場との対立や技術の重要性を認識した。

✅ 技術者との議論を通じて、技術者の熱意と課題を理解し、現場の意見を聞き、謙虚な姿勢で学ぶことの重要性を学んだ。

✅ 配属初日に課長から「謙虚な気持ちで相手に接し、学び、意見を聞く」ように教えられたことが、その後の査業の役割を果たす上で重要な指針となった。

さらに読む ⇒AERA dot. (アエラドット) | 時代の主役たちが結集。一捻りした独自記事を提供出典/画像元: https://dot.asahi.com/articles/-/252100?page=1

現場を重視し、謙虚に学ぶ姿勢は、今の十倉氏のリーダーシップを支える重要な要素だったんですね。

大学時代から培われた知的好奇心も素晴らしいです。

十倉雅和氏の知的な探究心は、高校時代から培われました。

兵庫県立西脇高等学校、そして東京大学経済学部へと進学。

大学受験では、1969年の東大受験が大学紛争で中止となったため、一度早稲田大学に進学しましたが、翌年改めて東京大学に入学するという異色の経歴を持っています

入学当初は数学科志望でしたが、最終的に経済学部に進み、企業経営の道へと進むことになりました。

住友化学入社後は、査業課での経験、経営企画、事業再編プロジェクトなど様々な業務に携わり、その能力を磨き上げました。

常務執行役員、代表取締役社長などを経て、現在は代表取締役会長を務めています。

へぇー、東大の経済学部出身だったんですね!でも、早稲田に1回行ったのは意外!それにしても、色んな部署を経験して、社長にまで上り詰めるなんて、努力の人ですねぇ。

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経団連会長・十倉雅和氏。家族と趣味を愛し、高額報酬も。温厚な人柄も、中国重視や増税提言に批判も。次期会長・筒井氏にも注目!