NTTデータと積水化学工業、ペロブスカイト太陽電池で脱炭素化?データセンターの未来とは?フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験、データセンターのカーボンニュートラル化を加速
NTTデータと積水化学工業がタッグを組み、都心部のデータセンターを脱炭素化! 国内初、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を外壁に設置する実証実験を開始。軽量・柔軟な次世代太陽電池で、発電効率や耐久性を検証。2030年カーボンニュートラル化を目指し、自社施設での再エネ利用を拡大。脱炭素化を加速し、持続可能な社会へ貢献する革新的な取り組みに注目!
💡 NTTデータと積水化学工業が共同で、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始しました。
💡 データセンターの外壁にペロブスカイト太陽電池を設置し、発電量や耐久性を検証しています。
💡 2030年までの自社データセンターのカーボンニュートラル化、および全国への導入拡大を目指します。
それでは、具体的な実証実験の内容と、その背景にある企業の取り組みについて、詳しく見ていきましょう。
脱炭素への第一歩:革新的な実証実験の始まり
NTTデータと積水化学の実験、何を変える?
都心部の再生エネ利用とカーボンニュートラル化!
NTTデータと積水化学工業による、革新的なフィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験について解説します。

✅ NTTデータは、2040年までのNet-Zero実現を目指し、自社データセンターでの再エネ活用を推進しており、その一環として積水化学工業と共同でフィルム型ペロブスカイト太陽電池の外壁設置実証実験を行っている。
✅ 実験では、NTT品川TWINSデータ棟の外壁にペロブスカイト太陽電池21モジュールを設置し、発電量や効率、耐久性などを検証しており、蓄電池との連携や、建材一体型太陽電池との組み合わせも試みている。
✅ 今後は、全国のデータセンターおよびオフィスへの再エネ自家発電環境の導入拡大を目指し、既存建築物の脱炭素化に貢献することを目指している。
さらに読む ⇒NTT DATA出典/画像元: https://www.nttdata.com/jp/ja/trends/data-insight/2024/101601/今回の実証実験は、NTTデータのカーボンニュートラル化への強い意志の表れですね。
データセンターでのエネルギー利用を考えれば、非常に重要な取り組みです。
2023年4月、NTTデータと積水化学工業が共同で開始したのは、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を建物の外壁に設置する国内初の画期的な実証実験でした。
この取り組みは、都心部での再生可能エネルギー利用を促進し、データセンターのカーボンニュートラル化を加速させることを目的としています。
NTTデータは、2030年までにScope1・2を60%削減、2040年にScope1・2カーボンニュートラル、そして2050年までにScope1-3ネットゼロという、野心的な環境目標を掲げており、この実証実験はその重要な一環です。
素晴らしい取り組みですね!これは、まさに未来への投資ですよ。データセンターのカーボンニュートラル化は、企業価値を大きく向上させますね!
二段階の実証実験:技術的検証と実用化への挑戦
ペロブスカイト太陽電池の実証実験、どこで行われた?
NTT品川TWINSデータ棟と積水化学工業開発研究所。
実証実験は、技術的な検証と、実用化に向けた挑戦の二段階で行われました。
公開日:2023/02/28

✅ NTTデータは、積水化学工業と共同でフィルム型ペロブスカイト太陽電池をデータセンター外壁に設置する実証実験を2023年4月から開始し、都心部での再エネ地産地消を目指します。
✅ 実証実験では、設置方法や発電効率、耐久性、施工性などを検証し、2030年度の自社データセンターのカーボンニュートラル化、および全国のデータセンターやオフィスへの導入拡大を目指します。
✅ 軽量で柔軟なフィルム型ペロブスカイト太陽電池を採用することで、都心部での太陽光発電における課題解決を図り、再生可能エネルギーの活用を推進します。
さらに読む ⇒エネルギー専門のニュースサイト - ENERGY NEWS DIGITAL JAPAN出典/画像元: https://news.kcsf.co.jp/corporation/20230227-2.htmlPhase1と2の実験を通して、実際のデータセンターへの導入に向けた、様々な課題が明らかになったことでしょう。
蓄電池との連携にも注目ですね。
実証実験は2段階に分けて行われました。
Phase1では、積水化学工業の開発研究所の外壁に太陽電池を設置し、設置方法や構造安全性を検証しました。
続いてPhase2では、NTT品川TWINSデータ棟の外壁にペロブスカイト太陽電池を設置し、発電効率や実用性を検証しました。
この実験では、NTT品川TWINSデータ棟に積水化学工業製のペロブスカイト太陽電池21モジュールが設置され、発電量、効率、耐久性などが詳細に検証されています。
2024年7月には、パワーコンディショナと蓄電池への接続が完了し、駐車場照明への電力供給を開始しました。
また、屋外連絡通路屋根の建材一体型太陽電池との組み合わせによる発電量計測や、蓄電池の最適制御も行われています。
この実験、段階を踏んでしっかり検証してるっていうのが、良いわね。データセンターの外壁って、広いし、太陽電池の設置場所として、すごく良い場所だと思うのよ。
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軽量フィルム型ペロブスカイト太陽電池で脱炭素化を加速!NTTデータがデータセンターでの実証実験を開始。自社施設での再エネ利用拡大を目指し、持続可能な社会へ貢献。