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フジ・メディアHDはどうなる?物言う株主と経営改革への道は?(株価、レオス・キャピタル、藤野英人氏?)フジ・メディアHDを揺るがす株主たちの動き:レオス、村上世彰、そして未来

中居正広氏トラブルで揺れたフジ・メディアHD株。株価は急上昇も、社債スプレッド拡大に見る不安。レオス、レノなど物言う株主参入で経営改革なるか?『のんびりおじいさん経営』批判、DX人材登用、企業文化改善が焦点。17年ぶりの高値更新も、PERやROEから先行きは?SBI北尾氏、堀江氏との連携、レノの動向など、未来を左右する経営改革の行方に注目!

フジ・メディアHDはどうなる?物言う株主と経営改革への道は?(株価、レオス・キャピタル、藤野英人氏?)フジ・メディアHDを揺るがす株主たちの動き:レオス、村上世彰、そして未来

📘 この記事で分かる事!

💡 フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)の株価は、中居正広氏に関する報道で一時下落も、その後は上昇傾向に転じました。

💡 レオス・キャピタルワークスと、村上世彰氏関連の投資会社が筆頭株主となり、経営への関与を強めています。

💡 経営陣の若返りを求める声や、企業文化の問題点が指摘されており、今後の経営改革が焦点となっています。

今回の記事では、フジ・メディア・ホールディングスを巡る様々な動きについて、詳しく掘り下げていきます。

まずは、最近の株価の動きと、そこから見える企業の現状について見ていきましょう。

波乱の幕開け:株価上昇と揺れる企業体質

フジ・メディアHD株価はどうなった?問題は解決した?

株価は上昇、しかし問題は未解決。

フジ・メディアHDの株価上昇と、社債スプレッドの拡大、格付け見通しの変化、ガバナンスの問題について見ていきましょう。

フジHD、株反発でも社債市場は業績悪化を懸念-補償求める動きも

公開日:2025/01/23

フジHD、株反発でも社債市場は業績悪化を懸念-補償求める動きも

✅ フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)の株価は反発したものの、広告主のCM見合わせによる業績悪化懸念から社債スプレッドが拡大し、格付け見通しもネガティブに変更された。

✅ 第三者委員会の設置が決定し、性的トラブルに関する調査を開始するも、CM差し替えによる損失補償を求める動きが一部企業で出ており、フジテレビの経営に影響を与える可能性が示唆されている。

✅ ガバナンスの問題が問われており、経営陣の責任や今後の対応が焦点となっている。27日に改めて記者会見が開催される予定。

さらに読む ⇒Bloomberg.co.jp出典/画像元: https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2025-01-23/SQIVVAT1UM0W00

フジ・メディアHDの株価は上昇していますが、社債スプレッドの拡大は、企業内部の問題を示唆していますね。

今後の経営への影響が気になります。

フジ・メディア・ホールディングス(フジ・メディアHD)の株価は、2024年末に中居正広氏に関するトラブル報道を受けて一時的に下落したものの、その後、フジテレビの会見や第三者委員会の報告書公開を経て上昇傾向に転じました

2月7日時点では、2516円と、2024年末より45%も上昇しています。

しかし、社債のスプレッドは拡大しており、中居氏とのトラブル対応に対する企業統治への懸念から、社債投資家が売却していると推測されており、企業の内部には様々な問題を抱えていることが伺えます。

株価が上がっているのは良いことだが、企業体質に問題があるのは看過できない。経営陣は、早急に対応策を講じるべきだろう。株主としては、今後の動向を注視したいね。

新風の到来:レオス・キャピタルワークスと物言う株主

レオスとレノがフジ株取得!その狙いは?

経営改革を後押しするため。

レオス・キャピタルワークスと、村上世彰氏関連の投資会社が筆頭株主になったことについて見ていきましょう。

フジ・メディアHDの株式8.7%保有で筆頭株主に 村上世彰氏の長女
フジ・メディアHDの株式8.7%保有で筆頭株主に 村上世彰氏の長女

✅ 旧村上ファンド系の投資会社「レノ」と村上世彰氏の長女である野村絢氏が、フジ・メディア・ホールディングスの株式8.74%を保有し、筆頭株主になった。

✅ 野村絢氏は2000万株あまりを保有し、レノは100株を保有している。

✅ 以前の筆頭株主は東宝だったが、野村氏の株式保有により交代した。また、フジ・メディア・ホールディングスには、他の゛モノ言う株主゛からの圧力も強まっている。

さらに読む ⇒TBS NEWS DIG出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/withbloomberg/1842011?display=1

レオス・キャピタルワークスによる積極的な株式取得は、株価上昇の大きな要因の一つですね。

物言う株主の存在が、経営改革を後押しする可能性に期待したいです。

株価上昇の背景には、SBIホールディングス傘下の資産運用会社レオス・キャピタルワークスによる積極的な株式取得があります。

レオスは、フジ・メディアHDの不動産価値と収益の安定性、経営変革の機会を評価し、5.12%の株式を取得して筆頭株主の仲間入りを果たしました。

また、村上世彰氏と長女が関わる投資会社レノも、共同保有を含め8.74%のフジ株を取得し、物言う株主として経営陣への助言や重要提案を行う方針を示しています。

これらの動きは、フジ・メディアHDの経営改革を後押しする可能性があります。

レオスと村上さん、これは面白い展開だね。物言う株主たちが、フジ・メディアHDにどんな風を吹かせるか、これからが楽しみだね!

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藤野氏がフジ・メディアHDの経営を痛烈批判!若返りとDX推進を要求。中居氏問題や企業文化にも言及。株価は高値も、今後の動向は?レオス参入で改革なるか。