国産そば粉偽装販売事件とは？山本そば製粉による不正の手口と影響を解説？「純国内産」「北海道」虚偽表示…偽装販売の実態

それでは、今回の事件の内容と背景、そして今後の対策について詳しく見ていきましょう。

山本そば製粉、外国産そば粉を国産と偽って販売した疑いで逮捕

今回の事件では、外国産そば粉を国産と偽って販売した疑いで、製粉会社の会長らが逮捕されました。

外国産ブレンドのそば粉に「純国内産」「北海道」と表示し販売か、「山本そば製粉」会長ら逮捕読売新聞

公開日:2024/11/11

✅ 滋賀県警は、外国産と国産を混ぜたそば粉を北海道産と偽って販売したとして、製粉会社「山本そば製粉」の会長ら３人を不正競争防止法違反と詐欺未遂の疑いで逮捕しました。

✅ 逮捕されたのは、会長の山本宗五郎容疑者、弟で社長の健二容疑者、息子の晃大容疑者の３人です。

✅ ３人は共謀し、外国産と国産を混ぜたそば粉に「純国内産」「北海道」と虚偽の表示をして大阪府内の飲食業者に販売し、代金約７２００円をだまし取ろうとした疑いが持たれています。

さらに読む ⇒読売新聞オンラインニュース＆お得サイト出典/画像元: https://www.yomiuri.co.jp/national/20241111-OYT1T50091/

悪質な行為ですね。

消費者を欺く行為は許されません。

企業の信頼を大きく損なうことになります。

滋賀県の製粉会社「株式会社山本そば製粉」の会長、社長、営業部長が、外国産のそば粉を国産と偽って販売した疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、会長、社長、営業部長で、3人は共謀して、海外から輸入した外国産のそば粉と国産そば粉を混ぜた商品を「純国内産そば粉」「北海道（キタワセ種）上川」とラベルを貼り、産地を偽って表示した疑いが持たれています。

商品は今年5月下旬ごろ、大阪府の会社に10キロ納品されており、会社はその代金として約7000円を請求したとみられています。

滋賀県警は、3人を不正競争防止法違反（誤認惹起表示）と詐欺未遂の疑いで逮捕しました。

滋賀県警が押収した山本そば製粉の帳簿上、外国産の原材料の仕入れ価格が平均して国産の半分程度の価格となっていることから、安い外国産のそば粉を混ぜて利益を少しでも多く得る狙いがあったとみられています。

これは酷い話だ。価格差を利用して利益を追求するのは経営者として論外。企業倫理が問われるな。

偽装販売の実態と食品偽装表示の背景

食品表示の重要性が改めて浮き彫りになりました。

消費者の信頼を裏切る行為は、企業の存続を危うくします。

山本そば製粉産地偽装で役員ら逮捕びわ湖放送

公開日:2024/11/11

✅ トランプ政権はハーバード大学が外国人留学生に与えていた資格を取り消した。

✅ 4月の消費者物価指数は、コメ価格の98.4%上昇により過去最大を記録した。

✅ 日鉄のUSスチール買収について、米政府は安保リスクは「対処可能」と判断したと報じられている。

さらに読む ⇒経済を、もっとおもしろく。出典/画像元: https://newspicks.com/news/10824693/

それにしても、長期間にわたって行われていたとは驚きです。

これは、徹底的な調査が必要ですね。

滋賀県は、今年6月11日から10月23日までの期間、山本そば製粉に対し立入検査を行い、少なくとも2020年4月から2024年3月までの間に、合計約68トンの偽装販売を確認しました。

滋賀県警では、少なくとも10数年前から山本そば製粉が偽装販売を行っていたとみて捜査を進めています。

2012年以降、山本そば製粉と取引のある会社は全国約5千社にのぼるそうで、被害の全容解明が求められます。

食品偽装表示が起こりやすい食品の特徴として、国産品と輸入品との価格差が大きい、品種間の価格差が大きい、輸入量が国内生産量を大きく上回っている、原料の不足、不作、不漁などが挙げられます。

今回の事件では、そば粉の原料である玄ソバの多くを輸入に頼っており、価格も外国産が国産と比べ、かなり安価なことから、やはり食品偽装表示が起こりやすい食品だったといえます。

しかし、一度、食品偽装表示を行った会社というイメージがついてしまうと、その悪評を拭うことは困難で、経営面でも長期にわたり大きなダメージを負うおそれがあります。

経営層を含め社内で広く周知する必要があります。

ほんっっっと許せないわ！消費者騙して儲けようって魂胆が見え見えだべさ！