Pマーク最新情報！審査基準の変更点と企業が取るべき対応とは？2024年10月からのPマーク審査基準変更に対応！

それでは、プライバシーマーク（Pマーク）に関する最新情報と、企業がどのように対応すべきか、詳しく見ていきましょう。

Pマーク審査の概要

まず、Pマーク審査の概要について見ていきましょう。

マーク審査基準改訂】改正に対応した審査基準構築・運用指針年版が登場～年月適用開始～

✅ 2023年9月に発表された日本産業規格「JIS Q 15001:2023」に基づく、プライバシーマークの新しい審査基準（構築・運用指針）「Pマーク審査基準(構築・運用指針)2023年版」が、2023年12月25日に公開されました。

✅ 今回の改訂では、2022年4月施行の個人情報保護法改正に対応した内容に加え、PDCAサイクルに関する規定が附属書Aから規格本文に統合されました。

✅ この新しい審査基準は2024年10月以降適用となるため、プライバシーマークを取得・維持している企業は、早めの対応準備が必要となります。

さらに読む ⇒オプティマ・ソリューションズ株式会社出典/画像元: https://www.optima-solutions.co.jp/support_article/samurai-20231226/

改正個人情報保護法への対応が急務ですね。

企業は早急な対応準備が必要となります。

Pマークを取得するには、申請、形式審査、文書審査、現地審査という一連のステップをクリアする必要があります。

審査は、企業の個人情報保護マネジメントシステム（PMS）が適切に構築・運用されているかを証明するプロセスです。

審査基準は「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指標」に基づいており、審査機関によって基準や付与までの期間に違いが生じる場合があります。

審査機関には、JIPDEC（日本情報経済社会推進協会）、各地域の指定審査機関、特定の業種のみを対象とした審査機関などがあります。

付与機関は、審査機関の審査結果をもとに、正式にPマークを付与します。

審査の内容が細かく、準備が大変そうですね。ちゃんと対応しないと、Pマーク取得は難しそうだな。

プライバシーマーク指針の改訂

次に、プライバシーマーク指針の改訂について解説します。

年月改訂】プライバシーマーク制度法改正との変遷編

✅ 2023年9月に改正された「JIS Q15001：2023」、および2022年4月に改正された個人情報保護法を受け、プライバシーマーク制度の審査基準が改訂されました。

✅ 個人情報保護をめぐる環境変化に伴い、2005年に個人情報保護法が施行されました。その後、2015年と2022年に改正され、2021年には行政機関個人情報保護法などが個人情報保護法に統合され、全国共通のルールが定められました。

✅ JIS Q15001は個人情報保護法を根拠とし、個人情報保護マネジメントシステム構築・運用に関する具体的なルールを定めています。2022年の個人情報保護法改正を受けて、JIS Q15001も2023年に改正されました。

さらに読む ⇒株式会社出典/画像元: https://www.runway-labo.com/1279/

個人情報保護法とJIS Q15001の改正が、Pマークの審査基準に影響を与えていることがよくわかりました。

2023年9月の「JISQ150012023」改正を踏まえ、同年12月に改訂された「プライバシーマークにおける個人情報保護マネジメントシステム構築・運用指針」は、改正個人情報保護法のポイント、JISQ150012023の主要な改訂箇所、構築・運用指針の内容とJISQ150012023との対照表、構築・運用指針の主要な変更点、規格本文に関連する要求事項への考察などを解説しています。

この改訂は、プライバシーマーク認証を取得している企業やこれから取得を検討している企業、改正動向や骨子を把握したい担当者にとって参考になります。

個人情報保護に関する法律って、どんどん変わってるんだね。企業の人たちは大変だべさ。