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大阪・関西万博、建築デザインと建設の課題!若手建築家、テーマ館、そしてパビリオンの行方は?2025年大阪・関西万博、建築デザインと建設の最新情報

2025年大阪・関西万博、若手建築家20組による革新的な空間デザインが公開!東西南北エリアに配置されたトイレ、休憩所、展示施設など、未来を彩る施設群を紹介。各施設はSDGsを意識し、個性的なデザインと革新的な技術で来場者を魅了する。建設の遅延や課題を抱えながらも、夢洲の地で繰り広げられる、日本の建築の未来を切り開く挑戦。詳細を『TECTUREMAG』でチェック!

大阪・関西万博、建築デザインと建設の課題!若手建築家、テーマ館、そしてパビリオンの行方は?2025年大阪・関西万博、建築デザインと建設の最新情報

📘 この記事で分かる事!

💡 大阪・関西万博の会場デザインを担当する若手建築家20組が発表されました。各建築家がSDGsを意識した個性豊かな施設を設計。

💡 テーマ館の建設において、入札不成立が相次いでいます。建設費高騰や難易度の高さが原因とされています。

💡 夢洲会場の基礎工事が難航しています。地盤の弱さや杭打ち工事のコスト増が、建設の遅延に繋がっています。

それでは、大阪・関西万博の建築デザインと建設に関する詳細な情報を見ていきましょう。

まずは、若手建築家による会場デザインについてです。

大阪・関西万博の若手建築家による20施設デザイン公開!

大阪万博の会場にある20の個性的な施設は誰のデザイン?

40歳以下の建築家

若手建築家の方々が、万博という大舞台でどのようなデザインを披露してくれるのか、非常に楽しみですね!SDGsへの貢献も意識したデザインということで、期待が高まります。

大阪・関西万博会場施設の設計を担う、若手建築家組が発表

公開日:2022/08/10

大阪・関西万博会場施設の設計を担う、若手建築家組が発表

✅ 2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博会場内の20施設の設計業務を担う若手建築家20組23名を発表しました。

✅ 募集は、大阪・関西万博を若い世代の活躍・飛躍のきっかけとするため、今後の活躍が期待される若手建築家を対象におこなわれ、「多様でありながら、ひとつ」というデザインコンセプトのもと、SDGs達成につながるとともに、個性豊かで魅力的な施設を創出する意欲的かつ大胆な提案が求められました。

✅ 審査は256点の応募の中から、藤本壮介、平田晃久、吉村靖孝という3名の評価委員によって行われ、それぞれの建築家が孤立するのではなく、連携をとりながら設計プロセスを進めていくことで、エキサイティングなプロセスが期待されています。

さらに読む ⇒デザイン情報サイト出典/画像元: https://www.japandesign.ne.jp/news/2022/08/66526/

会場に設置される20の施設のデザインが公開され、様々な建築家の個性豊かなデザインが見られるのは素晴らしいですね。

東西南北の4つのエリアに分かれており、周遊するのが楽しみです。

2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)が4月13日に開幕し、注目を集めているのが、会場内に設置された20のトイレ、休憩所、展示施設、ギャラリー、ポップアップステージ、サテライトスタジオです。

これらの施設は、藤本壮介氏の企画により、40歳以下の建築家を対象とした公募型プロポーザルで選出されました。

本稿では、これらの施設を東西南北の4つのエリアに分け、実際に会場を周遊する際のガイドとして、各施設の設計者と概要を紹介します。

東ゲート&エンパワーリングゾーン- 萬代基介建築設計事務所 ポップアップステージ(東外)- 桐圭佑/KIRIARCHITECTS ポップアップステージ(東内)南側/エンパワーリング&シグネチャーゾーン- 井上岳+齋藤直紀+中井由梨+棗田久美子/GROUP トイレ1- ナノメートルアーキテクチャー サテライトスタジオ(東)- HIGASHIYAMASTUDIO+farm+NOD トイレ7- 斎藤信吾+根本友樹+田代夢々 トイレ8セービング&西ゲート&フューチャーライフゾーン- 佐藤研吾 サテライトスタジオ(西)- Studiomikke+Studioon_site+YuricaDesignandArchitecture トイレ2- 大西麻貴+百田有希 休憩所1- 小俣裕亮 トイレ3- 三井嶺 ポップアップステージ(西)- teco ギャラリー- 小室舞 フューチャーライフヴィレッジ(展示施設)西ゲートゾーン&コネクティング&静けさの森ゾーン- 浜田晶則 トイレ4- 工藤浩平 休憩所2- 米澤隆 トイレ5- 佐々木慧 ポップアップステージ- 隈翔平+エルサ・エスコベド トイレ6- SchenkHattori+NiimoriJamison 休憩所4- 山田紗子 休憩所3これらの施設は、2024年5月30日に発表された優秀提案者による施設イメージパースが公開されています

建築や展示・コンテンツの見どころなどを、今後『TECTUREMAG』で詳しく紹介していく予定です。

ふむ、若手建築家たちによるデザイン、なかなか面白そうだな!SDGsを意識したデザインってのは、今の時代に合ってるし、若い連中の才能に期待したいね!

若手建築家の才能光る!大阪・関西万博20施設のデザイン公開-後編-

万博会場のサテライトスタジオはどんな特徴がある?

木造建築で、環境配慮型

後編では、サテライトスタジオとトイレのデザインが発表されました。

ユニークな素材やアイデアが盛り込まれており、完成が待ち遠しいですね。

大阪・関西万博会場内の「休憩所」「トイレ」等施設の設計を担う若手建築家が決定
大阪・関西万博会場内の「休憩所」「トイレ」等施設の設計を担う若手建築家が決定

✅ 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場内の休憩所、ギャラリー、展示施設、ポップアップステージ、サテライトスタジオ、トイレなど合計20施設の設計業務を担う若手建築家が決定しました。

✅ 1970年大阪万博と同様に若い世代の活躍・飛躍のきっかけとするため、若手建築家を対象に募集が行われ、256事業者からの応募の中から書類審査とヒアリング審査を経て選考されました。

✅ 選考された若手建築家は、2023年度から始まる会場建設に向けて、各施設の設計を進めていく予定です。

さらに読む ⇒プレスリリース配信サービス共同通信ワイヤー出典/画像元: https://kyodonewsprwire.jp/release/202208084893

サテライトスタジオのデザインに、木材の再利用や福島の木材を使うなど、SDGsを意識した取り組みが見られるのがいいですね。

環境にも配慮したデザインは素晴らしいです。

大阪・関西万博の若手建築家による20施設のデザインが公開されました。

後編では、サテライトスタジオとトイレの10施設が紹介されています。

サテライトスタジオ- 東スタジオ(野中あつみ+三谷裕樹): 一般的な建材ではなく、不規則な形状の木材を使用し、ストーリー性のある建築を創造。

万博終了後は、木を再利用し、新たな建築物として生まれ変わります

- 西スタジオ(佐藤研吾): 福島県産材を用いた木造建築

海を望むガラス窓があり、訪れた人々が休憩できる広場も設けられています。

万博後には福島県に移築され、地域拠点施設として活用されます。

トイレ- トイレ1(井上岳+齋藤直紀+中井由梨+棗田久美子): 夢洲の自然環境を活かし、自然素材を用いたトイレ。

植物や鳥類が棲みつき、独自の生態系が形成される空間を目指しています。

各施設は、個性豊かで魅力的なデザインと、SDGs達成への貢献を目指した意欲的な提案が特徴です。

若い建築家の才能が光る、未来志向の空間が、大阪・関西万博会場に誕生します。

へえ~、サテライトスタジオとトイレのデザイン公開か。木材の再利用とか、環境に配慮したデザインは、さすがって感じだね!こういうの、もっと増えてほしいよ。

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大阪・関西万博、建設の壁!入札不成立、工事遅延、パビリオン変更…課題山積。人手不足、地盤問題、コスト高騰。万博成功への道は?