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コシノヒロコとは?:伝統と革新を追求するデザイナー、その軌跡とは?コシノヒロコのファッション哲学と活動

日本のファッション界を牽引するコシノヒロコの軌跡!岸和田出身、伝統と革新を融合させたデザインで世界を魅了。パリコレでの挫折を乗り越え、オートクチュールへ原点回帰。三姉妹初の共著『向こう岸、見ているだけでは渡れない』では、波乱万丈なデザイナー人生を赤裸々に語る。進化を続けるHIROKOKOSHINOの今後に注目!

コシノヒロコとは?:伝統と革新を追求するデザイナー、その軌跡とは?コシノヒロコのファッション哲学と活動

📘 この記事で分かる事!

💡 コシノヒロコ氏は、日本の伝統文化と海外文化への憧憬を基に、自身のデザインを確立。日本の美意識を活かした洋服作りを目指しています。

💡 パリコレでの経験や、三姉妹での活動など、ファッションデザイナーとしての多面的な活躍を紹介。彼女の挑戦と成長に迫ります。

💡 オートクチュールへの回帰や、スポーツウェアのデザインなど、多岐にわたる活動を紹介。時代に合わせた変化と、その背景に迫ります。

コシノヒロコ氏の多岐にわたる活動について、さらに詳しく見ていきましょう。

まずは、彼女の生い立ちから、デザイナーとしての歩みを紐解いていきます。

コシノヒロコの歩み:伝統と革新のデザイナー

コシノヒロコ氏は何が有名?

日本の伝統美を活かしたデザイン

コシノヒロコ氏の幼少期からデザイナーとしてのキャリア、そして海外進出までの道のりを紹介します。

日本の伝統と革新を融合させた彼女の独創的なデザインの原点を探ります。

コシノヒロコさん「洋服を日本人的感覚でどうデザインするか」
コシノヒロコさん「洋服を日本人的感覚でどうデザインするか」

✅ コシノヒロコさんは、幼少期から日本の伝統文化に深く触れ、海外文化にも憧れを抱いていた。戦後、母の洋裁店で西洋風のデザインが流行し、ファッションの変遷を目の当たりにした。

✅ 東京五輪開催前後に流行した「みゆき族」ファッションを考案し、その後は自身のブランドを設立、パリコレなどでも活躍。日本の伝統的な「折り紙的ファッション」をコンセプトに、洋服を日本人的感覚でデザインすることを目指している。

✅ スポーツウエアのデザインでは、動いたときの美しさ、日本らしさの表現、他国との差別化を重視し、歌舞伎の隈取りや市松模様などを取り入れた作品を制作している。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202001/sp/0013002320.shtml?pg=amp

日本の伝統と海外の文化を融合させたデザインは、とても魅力的ですね。

特に、日本の伝統的な美的感覚を洋服に落とし込む「折り紙的ファッション」というコンセプトは、非常に興味深いです。

コシノヒロコ氏は、大阪・岸和田市生まれのファッションデザイナーです。

幼少期から日本文化に触れ、伝統的な美意識と海外文化への憧れを育みました。

戦後、洋裁店の手伝いをしながら、銀座の小松ストアーでデザイナーとして活躍しました。

1964年東京五輪前後の「みゆき族」ファッションを考案し、自身のオートクチュールを設立しました。

1977年にはローマでコレクションに参加し、東洋人として初の快挙を成し遂げました。

その後、パリコレなど世界的な舞台で活躍しました。

コシノさんは、日本の伝統的な美意識をベースに、西洋的な洋服を日本的な感覚でデザインする折り紙的ファッション」を提唱しています。

また、スポーツ分野にも関わり、東京五輪・パラリンピックのボランティアスタッフユニホームや体操日本代表公式ウエアのデザインなどを手掛けています。

コシノヒロコさんの生い立ちから、今日までのご活躍を拝見し、大変感銘を受けました。伝統と革新を見事に両立させ、世界を舞台に活躍されている姿はまさに成功者のそれですね!

「HIROKOKOSHINO」の進化:オートクチュールへの回帰

HIROKOKOSHINOが新たな発表形式に移行!どんな変化が?

オートクチュール軸に、予約販売開始

オートクチュールコレクションへの回帰、そして「華道」からのインスピレーションなど、コシノヒロコ氏の新たな挑戦についてご紹介します。

彼女のクリエイティビティがどのように表現されているのか、見ていきましょう。

ルック】「ヒロココシノ」

公開日:2022/06/22

ルック】「ヒロココシノ」

✅ 「ヒロコ コシノ(HIROKO KOSHINO)」は、2022-23年秋冬オートクチュール・コレクションを発表しました。

✅ コレクションは、日本の伝統文化である「華道」からインスピレーションを得ており、花々が咲き乱れる庭園を表現しています。

✅ 美しい花をモチーフにした刺繍やプリント、そして繊細なシルエットが、華やかでエレガントなコレクションに仕上がっています。

さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.wwdjapan.com/articles/1381630

オートクチュールコレクションを軸にした発表形式への移行、素晴らしいですね。

ファッションウィークとは違う形での発信にも期待が高まります。

今後のコレクションが楽しみです!。

コシノヒロコ氏が率いる「HIROKOKOSHINO」は、1977年から年2回の発表を続け、2005年のJFWO設立以降も30回以上コレクションを発表してきた、東京ファッション・ウィークで最も長く参加しているブランドです。

コシノヒロコ氏は65年以上デザイナーとして活躍しており、JFWOの個人会員としても業界を支えています。

今季より「HIROKOKOSHINO」はオートクチュールコレクションを軸にした新しい形式での発表に移行し、JFWOは「RakutenFashionWeekTOKYO」以外でもブランド情報を発信していくためにSPECIALINFORMATIONfor 「HIROKOKOSHINO」を立ち上げました。

オートクチュールの原点回帰を表明したコシノヒロコ氏は、ショーで披露するクチュール作品をサンプルで展示し、予約を受け付ける新たな形式での発表に移行しました。

従来のファッションウィークカレンダーからは外れるものの、進化を続ける「HIROKOKOSHINO」コレクションにご期待ください。

コシノヒロコのデザインは、いつも斬新で刺激的だよね!オートクチュールへの回帰なんて、まさに彼女の真骨頂って感じ。日本の伝統文化をインスピレーション源にしてるってのも、すごく興味深いし、応援したくなるね!

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