天空の要塞とは?鳥取県日南町の廃墟となった若松鉱山を紹介!(?)天空の要塞、廃墟となった若松鉱山の魅力と課題
かつて日本一のクロム鉱山として栄えた鳥取県日南町の若松鉱山。明治から平成まで日本の製鉄を支えたその姿は、今も壮大な廃墟として残る。天空の要塞と称される景色、ハルツジグ比重選鉱機「ハルジくん」など往時の面影を色濃く残す遺構を、ガイドツアーで体感! 産業遺産群に認定されながらも、現在は見学休止中。再開を待ち望む、歴史ロマン溢れる場所。
💡 鳥取県日南町にある若松鉱山は、かつて日本一のクロム鉱石産出量を誇り、日本の製鉄業を支えました。
💡 現在は廃墟となり「天空の要塞」と呼ばれるほど、その独特の景観は廃墟マニアの間で人気を集めています。
💡 廃墟景観シンポジウムVol.2が開催され、専門家による議論や写真展、見学会が実施されます。
それでは、まず若松鉱山の歴史と現状について詳しく見ていきましょう。
日本の製鉄業を支えたクロム鉱山
若松鉱山は何の鉱石で有名?
クロム鉄鉱
若松鉱山の歴史と現状について解説いたします。
公開日:2022/04/23

✅ 鳥取県日南町の「若松鉱山」は、かつてクロム鉱石の産出量日本一を誇り、「天空の城塞」とも呼ばれる広大な遺構が残る貴重な産業遺産です。
✅ しかし、近年は大雪による損壊が懸念されており、専門家は早急な保護を訴えています。
✅ 記事では、鉱山の現状について、写真とともに具体的な損壊状況や専門家の意見が紹介されています。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20220423/ddl/k31/040/352000c大雪による損壊が懸念されているという点が気になりますね。
専門家による早急な保護が求められているとのこと、今後の動向が注目されます。
鳥取県日南町にある若松鉱山は、かつて日本一のクロム鉱石産出量を誇った鉱山であり、明治38年から平成7年まで約90年間操業し、日本の製鉄業を支えました。
明治時代後期に国内で初めてクロム鉄鉱が発見され、当初はアメリカに輸出されていましたが、明治37年頃から耐火煉瓦の原料として国内で利用されるようになり、平成7年まで採掘と販売が続けられました。
若松鉱山は、耐火煉瓦製造の原料となるクロム鉄鉱の重要な産地として、経済産業省の近代化産業遺産群に認定されています。
ふむ、なるほど。日本の産業を支えた鉱山というだけあって、さすがにスケールがでかいな。保護と活用、両立できる方法を探るべきだな。
天空の要塞 - 廃墟となった鉱山跡
若松鉱山の魅力は?
廃墟と鉱山遺産
Chapter-2では、廃墟となった若松鉱山の姿に迫ります。

✅ 鳥取県日南町にある「若松鉱山」は、約90年間操業していたクロム鉱山で、現在は廃墟となっています。
✅ その独特の景観から「天空の要塞」と呼ばれ、廃墟マニアの間で人気を集めています。
✅ 22日には、若松鉱山の内部が公開され、かつての鉱山の様子を見学することができました。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/794792?display=1「天空の要塞」と呼ばれるその景観、写真で見ても圧倒されますね。
廃墟マニアの間で人気というのも頷けます。
トロッコのレールやハルツジッガーなど、当時の面影を残す遺構も興味深いです。
若松鉱山は、標高700-800mの道後山中腹に位置し、現在は廃墟景観として注目を集めています。
機械選鉱場に残るハルツジグ比重選鉱機や、クラッシャーなどの重機が当時のまま残っており、変圧設備や坑道、鍛冶屋さんの工作場、選鉱場などの貴重な遺構を見学できます。
特に印象的なのは、鉱石運搬用のトロッコのレールや選鉱場に残る比重選鉱機「ハルツジッガー」です。
ハルツジッガーは、若松鉱山のキャラクターとして「ハルジくん」と呼ばれ親しまれています。
いやー、ほんとにすごいわね。こんなに歴史を感じさせる場所があるなんて。北海道にもこういう場所、あるかしら?
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天空の要塞、若松鉱山の壮大な景色!ガイド付き見学で、産業遺産の歴史を体感。事前予約必須、悪路注意。未来の再開に期待。