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イタリアの義務教育ってどんな感じ?小学校から高校までの教育制度を徹底解説?イタリアの教育事情:義務教育から英語教育、日本との違いまで

イタリアの義務教育は10年間!小学校、中学校、高校と進む中で、少人数制の授業や外国語教育が特徴です。大学進学を目指す高校では卒業試験「マトゥリタ」が待ち受ける!長期休暇や、日本とは異なる教育システムは、自由度の高さと課題の多さを両立。幼稚園義務化など変化も。英語教育の現状や、落第制度など、日本と違うイタリアの教育事情を覗いてみませんか?

イタリアの義務教育ってどんな感じ?小学校から高校までの教育制度を徹底解説?イタリアの教育事情:義務教育から英語教育、日本との違いまで

📘 この記事で分かる事!

💡 イタリアの義務教育は10年間。小学校5年、中学校3年、高校2年という構成です。

💡 高校は大学進学を目指すリチェオなど進路別に分かれ、卒業試験『マトゥリタ』があります。

💡 英語教育は小学校から必修。英語への取り組みや、日本との違いについても触れます。

それでは、イタリアの義務教育について、詳しく見ていきましょう。

まずは、その全体像から。

イタリアの義務教育の概要

イタリアの義務教育は日本の6-3-3制と何が違う?

高校が5年間で卒業試験あり

イタリアの義務教育は、小学校から高校までほとんどが公立校で、高校は5年制です。

卒業には国家試験が必要とのことです。

イタリアの教育制度

公開日:2011/10/17

イタリアの教育制度

✅ イタリアの教育制度は、小学校から高校までほとんどが公立校であり、私立学校は10%以下である。

✅ 高校は5年制で、大学進学を前提とする「普通高校(リチェオ)」と専門技術を学ぶ「専門高校(istituti tecnici-professionali)」に大きく分けられる。

✅ 高校卒業には「マトゥリタ」と呼ばれる国家試験に合格する必要があり、試験内容は全国共通の統一テストで行われる。

さらに読む ⇒ù出典/画像元: https://maliu.wordpress.com/2011/10/15/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%95%99%E8%82%B2%E5%88%B6%E5%BA%A6/

イタリアの義務教育は、日本と異なる点が多そうですね。

特に高校が5年制で、卒業試験があるというのは、少し違った印象を受けます。

少人数制で英語も学べるのは魅力的です。

イタリアの義務教育は小学校5年、中学校3年、高校2年という構成で、合計10年間です。

日本の6-3-3制とは異なり、高校は5年間で、大学進学や就職に繋がる「マトゥリタ」と呼ばれる卒業試験に合格する必要があります。

小学校では1クラス20人程度の少人数制で、英語はもちろん、他の外国語も学べます。

中学校では第2外国語が必修で、卒業試験には筆記試験に加え、3年間で学んだことを論文にまとめた口述試験があります。

高校は大学進学、就職など進路別に3種類あり、入学費用や教材費、交通費がかかります。

夏休みは6月半ばから9月頭までと長く、冬休みもあるため、日本とは異なる学校生活を送ります。

イタリアの義務教育は、日本の義務教育と比べて、自由な時間が多く、課題が多いという印象です。

近年は幼稚園の就学率が高く、2023年から幼稚園も義務化される予定です。

へえ、イタリアの教育って、日本と結構違うんだな。5年制の高校ってのは、ちょっと面白いな!卒業試験があるってことは、やっぱりそれなりに勉強しないといけないってことだろうし、どんな試験なのか興味あるね!

義務教育の構成と学びの内容

イタリアの義務教育、どんな科目学ぶ?

語学、算数、歴史など

イタリアの義務教育は、小学校から高校2年までと、10年間ですね。

小学校では発表やプレゼンテーション能力を鍛えるとのことです。

イタリアの義務教育制度

公開日:2024/05/14

イタリアの義務教育制度

✅ イタリアの義務教育は小学校から高校2年までの10年間で、日本よりも1年長いのが特徴です。ほとんどの子どもたちは幼稚園から通っており、日本と同様に共働き世帯も多いため、保育園に預けるご両親もいます。

✅ 小学校では宿題が多く、先生は口頭でチェックを行うことも多く、小学生の頃から発表やプレゼンテーション能力が鍛えられます。また、保護者の送り迎えが必須で、早生まれの子は入学時期を遅らせることもできます。

✅ 高校は大学進学を希望する「リチェオ」、就職予定の「職業学校」、大学進学と就職の両方に対応する「技術学校」の3つに分けられ、高校2年生までが義務教育です。高校卒業認定試験である「マトゥリタ」に合格すれば、大学進学への道が開かれます。

さらに読む ⇒イタリア食材専門通販ショップ ベリッシモ出典/画像元: https://www.bellissimo.jp/blog/chiacchiere_20201209/

義務教育が10年というのは、日本より長いですね。

小学校から宿題が多く、発表能力を鍛えるというのは、積極的な姿勢が求められる教育ですね。

イタリアの義務教育は小学校(スクオーラ・エレメンターレ)と中学校(スクオーラ・メディア)が法律で定められており、近年は幼稚園も義務化される見通しです。

小学校は1クラス20名前後の少人数制で、イタリア語、算数、英語、歴史、地理、理科、技術、美術、音楽、体育などを学びます。

中学校は小学校の学習内容に加え、英語以外の外国語を学ぶ必要があります。

中学校卒業には国家試験「テルツァ・メディア」の合格が義務付けられており、近年はほとんどの生徒が合格していますが、子どもたちには大きなプレッシャーになっています。

へー、小学生の頃からプレゼンとかすんの!?すげー!まあ、あたしは帰国子女だから、日本の教育はあんまり詳しくないんだけどさー。でも、イタリアの教育、なんか面白そうだよね!

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イタリアの教育事情を解説。義務教育、英語教育、時間割、学童保育など、日本との違いを紹介。落第や早期入学など、多様な価値観に触れる。