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プライバシーマーク取得は企業にとって本当に必要?メリットと取得の検討ポイントJIS Q 15001とプライバシーマーク取得の最新情報

プライバシーマーク取得で信頼UP!顧客獲得、取引先との契約もスムーズに。社員の意識向上も!個人情報保護の重要性を示す証を手に入れましょう。

プライバシーマーク取得は企業にとって本当に必要?メリットと取得の検討ポイントJIS Q 15001とプライバシーマーク取得の最新情報

📘 この記事で分かる事!

💡 個人情報保護の重要性が高まっている

💡 プライバシーマーク取得のメリットと注意点

💡 プライバシーマーク取得の検討ポイント

それでは、第一章、JISQ15001とプライバシーマークについて詳しく解説して行きます。

JISQ15001とプライバシーマーク

JISQ15001とプライバシーマークの違いは?

規格と認証

JISQ15001は、個人情報保護に関する重要な規格ですね。

を解説!個人情報保護マネジメントシステム、Pマークとの違いは?
を解説!個人情報保護マネジメントシステム、Pマークとの違いは?

✅ JISQ15001は、個人情報保護マネジメントシステムを定めた日本産業規格です。個人情報保護の体制を整え、継続的な改善を促す仕組みを指します。

✅ JISQ15001は、個人情報の適切な管理と保護、および消費者や取引先からの信頼獲得を目的としています。

✅ JISQ15001は、個人情報保護に関する法令や規範を遵守し、個人情報を適切に管理することを目的とする企業にとって重要な取り組みです。

さらに読む ⇒認証パートナー|・マーク・の認証取得・運用サポートコンサルティング会社出典/画像元: https://ninsho-partner.com/pmark/column/jisq15001_privacymark/

なるほど、プライバシーマークはJISQ15001の遵守を証明するものなんですね。

日本の個人情報保護のための規格であるJISQ15001は、欧米のプライバシー保護の考え方を参考に制定されました。

JISQ15001は、OECDの8原則を意識した内容で、当初はEUの要求を満たすものでしたが、その後、EUの要求が厳格化し、日本の個人情報保護法も改正されたため、JISQ15001もそれに合わせて改訂されました。

現在、JISQ15001は改正個人情報保護法よりも厳格な内容となっています。

JISQ15001はISO規格のように認証制度ではなく、規格の遵守を証明するものではないため、JISQ15001の認証を受けている、PMSを取得しているとは言いません。

プライバシーマークは、JISQ15001に基づいて個人情報の取扱いを行っていることを第三者の審査機関が認めた会社や組織に付与されるものです。

JISQ15001はあくまで規格であり、プライバシーマークはそれを遵守していることを示すものです

そのため、JISQ15001の認証を受けているとは言わないのです。

そりゃあ、個人情報保護は大事だけど、プライバシーマーク取得は、お金もかかるし、手間もかかるからなぁ。

プライバシーマーク取得の背景とメリット

プライバシーマークを取得すると、企業にどんなメリットがある?

顧客信頼向上、競争力強化

プライバシーマーク取得の背景について詳しく知りたいです。

本が届きました】マーク担当者必携の一冊「個人情報保護マネジメントシステム導入・実践ガイドブック」
本が届きました】マーク担当者必携の一冊「個人情報保護マネジメントシステム導入・実践ガイドブック」

✅ 2023年版のJIS Q 15001に基づいて改訂された「個人情報保護マネジメントシステム導入・実践ガイドブック(JIS Q 15001:2023)」が発売された。

✅ 本書は、JIS改正前との差分が明確に示されており、プライバシーマーク担当者にとって実務に役立つ内容となっている。

✅ プライバシーマーク認定事業者は4月17日(水)に開催される、更新審査への対応に関するWebセミナーに参加することを推奨する。

さらに読む ⇒オプティマ・ソリューションズ株式会社出典/画像元: https://www.optima-solutions.co.jp/support_article/samurai-20240322/

なるほど、プライバシーマーク取得は企業にとって様々なメリットがあるんですね。

プライバシーマークは、JISQ15001に基づいて個人情報の取扱いを行っていることを、第三者が審査・認定した証として付与されるものです。

プライバシーマーク取得には、個人情報保護マネジメントシステム(PMS)の構築・運用が必須となります。

企業は、プライバシーマーク取得に向けて、PMSを構築し、運用していく必要があります

近年、個人情報保護の重要性が高まっているため、プライバシーマークを取得する企業が増加しています。

2005年の個人情報保護法施行以降、企業は個人情報管理の重要性を認識し、プライバシーマーク取得が増加しています。

プライバシーマーク取得は、企業にとって様々なメリットがあります。

具体的には、新規取引先との契約をスムーズに進められること、顧客獲得のための差別化要因となり競合優位性を築けること、社員の個人情報保護意識向上とリスク低減に繋がることです。

プライバシーマーク取得は、顧客獲得や競合優位性につながるから、やっぱり取得した方がいいのかな。

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顧客や取引先の信頼獲得!プライバシーマーク取得でビジネスチャンス拡大!