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神戸医療産業都市、バイオものづくり拠点続々!次世代技術で世界を変える?日揮HDや島津製作所など、注目企業が集結

神戸ポートアイランドにバイオものづくり拠点続々!日揮HD、島津製作所がCO2からバイオプラスチック生産へ。持続可能な社会実現に向け、新たな技術開発が加速!

神戸医療産業都市、バイオものづくり拠点続々!次世代技術で世界を変える?日揮HDや島津製作所など、注目企業が集結

📘 この記事で分かる事!

💡 神戸医療産業都市に、バイオものづくり研究開発拠点が続々と設立されています。

💡 日揮HD、島津製作所、カネカなど、大手企業が参入しています。

💡 微生物を用いたバイオプラスチック生産や、二酸化炭素の有効活用など、注目すべき技術が開発されています。

それでは、詳しく見ていきましょう。

日揮HD、バイオものづくり研究開発拠点「JBX」を新設

日揮HDが神戸に設立した研究所の目的は?

バイオものづくり推進

日揮HDは、長年培ってきたガスを取り扱う技術を生かして、環境問題への貢献を目指していますね。

日揮HD、神戸医療産業都市に研究拠点世界初CO2原料のバイオ物作りへ
日揮HD、神戸医療産業都市に研究拠点世界初CO2原料のバイオ物作りへ

✅ 日揮ホールディングスは、神戸医療産業都市に「ガス発酵によるバイオものづくり」の研究開発拠点を設立し、神戸大学発のベンチャー企業であるバッカス・バイオイノベーションと連携して、世界初となるバイオ物作り工場の設計・建設を目指します。

✅ この取り組みは、微生物を用いて化学品、化粧品、食品、燃料などの様々な製品を製造するバイオ物作り技術の実用化に向けたもので、二酸化炭素を原料とすることで経済成長と環境問題の解決を両立する次世代技術として期待されています。

✅ 研究開発拠点は、2025年12月に完成予定で、段階的なスケールアップによる生産実証などが行われる予定です。日揮は、2030年ごろまでに工場生産技術を確立し、バイオ物作りプラントの建設技術などを他社に提供する知財型の事業として展開していくことを目指しています。

さらに読む ⇒神戸経済ニュース出典/画像元: https://news.kobekeizai.jp/blog-entry-17152.html

世界初のバイオ物作り工場の設計・建設を目指しているということで、非常に期待できますね。

神戸市のポートアイランドに、日揮HDが世界初のガス発酵によるバイオものづくりの研究開発拠点「バイオプロセス研究所(JBX)」を新設します。

JBXでは、二酸化炭素(CO2)を原料として利用できる水素酸化細菌を用いた研究開発を行い、バイオものづくりの社会実装を推進します。

日揮HDは、長年培ってきたガスを取り扱う技術を活用し、神戸市が推進する神戸医療産業都市と連携して、バイオものづくり企業や人材が集結するエコシステムを形成していきます。

また、バッカスとの協業強化により、化石資源からの脱却によるCO2削減、資源循環などの課題解決に貢献し、日揮HDの長期経営ビジョン「2040年ビジョン」のパーパスEnhancing planetary healthに合致するとしています。

なるほど、さすが日揮HDだな!バイオものづくりで、世界を変える気か!

島津製作所、神戸医療産業都市にバイオものづくり事業所を開設

島津製作所は神戸にどんな事業所を開設した?

バイオものづくり事業所

島津製作所は、分析計測機器で知られる企業ですが、バイオものづくりにも参入しているんですね。

島津製作所、神戸にバイオ拠点開発期間10分の1に短縮へ:東京新聞デジタル
島津製作所、神戸にバイオ拠点開発期間10分の1に短縮へ:東京新聞デジタル

✅ 島津製作所は神戸医療産業都市に「バイオものづくり」の事業所を開設しました。

✅ 同事業所では、微生物を用いてバイオプラスチックを生産する開発期間を従来の10分の1に短縮することを目指しています。

✅ このプロジェクトは、カネカ、日揮ホールディングス、バッカス・バイオイノベーションとの共同で行われ、化石資源に依存しない循環型社会の実現を目指しています。

さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/392634?rct=economics

バイオプラスチックの開発期間を従来の10分の1に短縮できるというのは、画期的な技術ですね。

島津製作所は、2025年3月18日に神戸医療産業都市に「島津製作所バイオものづくり神戸事業所」を開設しました。

この事業所では、二酸化炭素(CO2)からバイオプラスチックを生産できる有用微生物の開発を加速させることを目指しています。

従来の開発期間を1/10に短縮することで、バイオプラスチック製造コストの削減とカーボンニュートラルの実現に貢献します

同事業所では、有用微生物を育成し、生産されるポリマーや発酵過程でのガスを分析・評価する技術を開発します。

さらに、NEDOのグリーンイノベーション基金事業で進めている、CO2から直接ポリマーを合成する技術開発プロジェクトにも貢献します。

島津製作所は、多様な分析計測機器を用いて研究を支援するとともに、カネカ、日揮、バッカス・バイオなど、同地域に開発拠点を有する企業との連携強化により、化石資源に依存しない循環型バイオものづくり技術の実現を目指します。

島津製作所もやるな!早くバイオプラスチックの実用化して、儲けさせろよ!

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CO2からバイオプラスチック!島津製作所が神戸に新拠点!開発期間1/10に短縮、持続可能な社会へ貢献!