2024年・2025年漁業交渉まとめ:サケ・マス漁獲はどうなる?2024年・2025年の漁獲量、入漁料、機材供与の行方
2024年・2025年の日ロ漁業交渉を詳報!サケ・マス漁獲量は2050トンを維持。入漁料や協力金の変動、操業制限、機材供与など、詳細な合意内容を解説。北方領土でのコンブ漁交渉開始の可能性にも言及。
💡 2024年の交渉では曳き網の試験操業が認められ、漁獲割当量と入漁料が決定。
💡 2025年の漁獲割当量、機材供与、漁業科学技術協力計画について合意。
💡 日ロ漁業交渉の結果、サケ・マス漁獲枠は2050トンに、協力費が決定。
さて、本日は2024年、2025年の漁業交渉について、具体的な内容を掘り下げていきましょう。
2024年操業条件の詳細:漁獲量と入漁料
2024年の漁業交渉、最も重要な点は?
試験操業と漁獲量125トン!
2024年の漁業交渉についてですね。
操業条件が詳細に定められたようです。

✅ この記事は、北海道の秋サケ定置漁業の2019年から2023年までの操業期間に関するもので、会員限定記事として配信されています。
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さらに読む ⇒みなと山口合同新聞社出典/画像元: https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/e-minato/articles/938562019年から2023年までのデータをもとに、2024年の操業条件が決定したのですね。
ニッスイの事業拡大も興味深いですね。
2024年の交渉では、曳き網による試験的な操業が1隻認められ、採算性向上が目指されました。
漁獲割当量としては、べにざけ10トン、しろざけ20トン、からふとます90トン、ぎんざけ3トン、ますのすけ2トン、合計125トンとされました。
入漁料は25000000円、操業期間は2024年6月1日から7月31日までの36日間と定められました。
ふむ、2500万円か…。漁獲量を考えても、これは美味しいビジネスになりそうだな。36日間でどれだけ稼げるか、腕の見せ所だ。
2025年操業条件の詳細:漁獲割当量と機材供与
2025年の漁獲割当量、合計何トン?
2050トン!からふとます等。
2025年の漁業交渉についてですね。
漁獲量の減少という厳しい現実が語られています。

✅ 2024年の檜山地方におけるサケ漁獲量は、せたな町の定置網の早期切り上げと、太平洋側の漁獲量減少により、前年比44%減と大幅に落ち込んだ。
✅ せたな町では河川環境改善が進み、今期の不漁は自然産卵に影響はなく、むしろ資源回復に繋がる可能性もあるが、太平洋側では依然漁獲量が減少しており、新たな対策が検討されている。
✅ サケ稚魚の放流時に発生する雪解けによる泥水の問題が、自然産卵や放流された稚魚の生存率を低下させている可能性が指摘されているが、専門家の間ではこの問題への言及が少ない。
さらに読む ⇒流域の自然を考えるネットワーク出典/画像元: http://protectingecology.org/report/12703せたな町の河川環境改善は素晴らしいですね。
一方、太平洋側の漁獲量減少は気がかりです。
稚魚放流の問題も、早急な対策が必要でしょう。
2025年の漁獲割当量として、からふとます、べにざけ、ぎんざけ、ますのすけ計1550トン、しろざけ500トン、合計2050トンとすることで合意しました。
べにざけ、ぎんざけ、ますのすけについては、3種合わせて1隻当たり1トン以内という制限も設けられました。
機材供与については、漁獲実績に応じて1.8億円から3億0013万円の範囲で行うこと、令和7年の漁業分野における科学技術協力計画の採択が行われました。
あー、そっか。稚魚放流で雪解け水っちゅうのは盲点だったね。ちゃんと専門家が言及せんと、漁獲量は増えんよ。
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日ロ漁業交渉、サケ・マス漁獲量2050トンを維持!協力費は減額、北方領土コンブ漁交渉への期待も。