日加連携で加速!蓄電池サプライチェーン構築の行方?日本とカナダ、カーボンニュートラルと経済安全保障に向けた協力
日本とカナダが、持続可能なバッテリーサプライチェーン構築で連携!経済安全保障と脱炭素化を目指し、資源確保と投資を促進。カナダの豊富な資源を活用し、日本企業の現地生産を支援。量子技術分野でも協力強化へ。2025年1月、カナダ外相が国際問題への取り組みを表明。
💡 日本とカナダが、持続可能なバッテリーサプライチェーン構築を目指し連携を強化。
💡 カナダは、EVに必要な鉱物資源を豊富に持ち、日本は資源確保で連携。
💡 両国は、経済安全保障強化のため、蓄電池の重要鉱物確保を目指す。
それでは、まず最初のテーマ、日加間の連携が始まった背景について見ていきましょう。
日加蓄電池サプライチェーン構築に向けた連携開始
日加、どんな未来へ?バッテリー協力で目指すものは?
持続可能なバッテリーサプライチェーン構築。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、脱炭素化が急務となっています。
日本とカナダは、蓄電池サプライチェーン構築で連携を開始しました。

✅ 2050年カーボンニュートラル実現に向け、企業はサプライチェーン全体の温暖化ガス排出量削減が必須となり、本セミナーでは、脱炭素化の課題と次世代エネルギー活用の実践的な解決策を紹介する。
✅ プログラムは、物流の脱炭素化に向けた現状とアプローチの基調講演と、企業間の協業事例などを紹介するパネルディスカッションで構成される。
✅ セミナーは無料で、2023年3月13日にオンラインで開催され、物流、エネルギー、ICT分野の専門家が登壇し、商用車のEV化など具体的な解決策について議論する。
さらに読む ⇒日経イベント&セミナー出典/画像元: https://events.nikkei.co.jp/56107/セミナーでは、物流の脱炭素化に向けた現状や、企業間の協業事例が紹介されたんですね。
EV化など、具体的な解決策について議論が深まったようです。
2023年9月、日本とカナダは、持続可能で信頼性のあるバッテリーサプライチェーン構築を目指す協力覚書を締結しました。
これは、カーボンニュートラルと経済安全保障の観点から両国の連携を強化するものです。
この覚書に基づき、2023年10月9日には、野原商務情報政策局長とカナダのイノベーション・科学産業省グレゴリー次官補による局長級対話が実施され、政策情報交換、貿易・投資促進策、研究開発について議論が交わされました。
なるほど。経済安全保障って視点も大事だよな。カナダとの連携で、日本経済が更に発展するのを期待したいね!
両国間の具体的な協力内容と目的
日加連携で何が強化される?未来の自動車産業はどうなる?
蓄電池サプライチェーンと経済安全保障です!
日本とカナダは、EV用蓄電池に必要な鉱物資源のサプライチェーン構築を目指しています。
カナダへの投資を公的に支援するようです。

✅ 日本とカナダ両政府は、蓄電池のサプライチェーンにおける協力に関する覚書に調印する予定である。
✅ 経済産業省は、西村大臣がカナダを訪問し、カナダの天然資源大臣と協力協定を締結する見通しであると発表した。
✅ 日本政府は、カナダとの協力により、EVに必要な鉱物資源のサプライチェーン構築を目指し、蓄電池の国内生産への補助金も増額している。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://www.arabnews.jp/article/business/article_99768/カナダと連携することで、EVに必要な鉱物資源の安定確保を目指すんですね。
北米での電池生産も視野に入れているとは、今後の展開が楽しみです。
今回の連携は、日本企業のカナダにおける資源開発および現地生産を促進し、脱炭素化に向けた蓄電池サプライチェーンの強化を目指すものです。
両国は、蓄電池の重要鉱物(コバルト、グラファイト、リチウムなど)の確保を通じて、経済安全保障を強化することを目指しています。
カナダは、日本の自動車メーカーが主要市場とする米国に近く、北米での電池や関連素材の生産は販売増加につながる可能性があります。
日本政府はカナダへの投資を公的に支援し、環境アセスメントなどの許認可手続きの円滑化、現地企業との関係構築を促進する方針です。
また、カナダが強みを持つ量子コンピューターなどの量子技術分野についても、協力強化の覚書を結ぶ方針です。
カナダは資源大国だし、アメリカにも近いから、日本企業にとってもメリット大きいよね。投資支援もしてくれるなら、これはチャンスだ。
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カナダ外務大臣が国際情勢と外交政策を講演。ウクライナ、気候変動、経済に言及。日本との資源連携で中国依存からの脱却を目指す。