書評サイト『ALL REVIEWS』と共同書店『PASSAGE』の魅力とは?(神保町)神保町発、本と人をつなぐ新たな挑戦
鹿島茂氏が手掛ける書評サイト『ALLREVIEWS』から生まれた、個性豊かなシェア型書店『PASSAGE』。著名な書評家たちが棚主となり、厳選された本が並ぶ空間はまるでパリのパサージュ!神保町を舞台に、読書好きの新たなコミュニティが生まれる。あなたも書店主になって、本との出会いを創出しませんか?
💡 ALL REVIEWSは、著名書評家の書評を無料で読めるウェブメディアで、書評を通して本の購入も可能。
💡 神保町にオープンしたPASSAGEは、書評家が棚主となり、本を販売できるシェア型書店。多様な店舗展開も。
💡 サブスクリプションや、本屋経由の動画販売など、ALL REVIEWSは新たなサービス展開を検討中。
本日は、書評サイトALL REVIEWSと、そこから生まれた共同書店PASSAGEについて、詳しく掘り下げていきたいと思います。
ALLREVIEWSの誕生と理念
書評サイト『ALLREVIEWS』の革新的な点は?
自由な書評とコミュニティー形成を目指したこと。
ALL REVIEWSの誕生秘話から、その理念、そして読者、出版社、書評家にとってのメリットを紐解きます。
公開日:2020/04/09

✅ ALL REVIEWSは、著名書評家・著述家の書評を無料で読めるウェブメディアで、過去の書評アーカイブ構築を目指している。
✅ 書評を通じて書籍の購入が可能で、アフィリエイト収入の一部が書評家に還元される仕組みを採用し、読者、出版社、書評家の「三方一両得」を実現している。
✅ ユーザー体験を重視し、書評を読むことに集中できるようなサイト設計がされており、ファンコミュニティ「ALL REVIEWS 友の会」も運営されている。
さらに読む ⇒×出典/画像元: https://www.mediatechnology.jp/entry/2020/04/09/180000ALL REVIEWSは、書評の価値を再定義し、読者と本との出会いを創出しましたね。
既存のステークホルダーからの独立も興味深いです。
フランス文学者・鹿島茂氏が立ち上げた書評サイト『ALLREVIEWS』は、国内の著名書評家・著述家の書評を無料で閲覧できるサービスとして2017年に誕生しました。
当初は、鹿島氏と由井緑郎氏、そして100人ほどのボランティアによって運営され、新聞や雑誌などに発表された書評を再録していました。
ユーザーは、気になる本や著者の名前で書評を検索し、閲覧することができました。
従来の書評は、本の売り上げに繋がるのか疑問視されることもありましたが、『ALLREVIEWS』は書評の価値を見直し、読者に書評を通して本との出会いを提供することを目指していました。
さらに、大学や出版社などの既存のステークホルダーから独立し、自由な書評の提供とコミュニティー形成を目指していました。
なるほど、既存のメディアとは一線を画した試みですね。書評家への還元という点が、素晴らしい。まさに三方一両得ってやつだ。
PASSAGEの誕生と特徴
ALLREVIEWSの新書店、どんな特徴があるの?
書評家が棚主、神保町のシェア型書店。
PASSAGEの誕生背景と、そこから生まれる新たな本の楽しみ方、そして神保町という街との連携についてご紹介します。
公開日:2023/05/26

✅ 神保町の共同書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」の由井緑郎さんは、三階を交流の場として、本を核に知的なカルチャーが集まる場所を目指している。
✅ コロナ禍で本の需要が高まったこともあり、店舗の運営状況は好調で、すずらん通りへの支店展開も検討している。
✅ サイト「ALL REVIEWS」を活用したサブスクリプションサービスや、本屋経由での動画販売など、新たな試みも展開を計画している。
さらに読む ⇒婦人公論|芸能、事件、体験告白……知りたいニュースがここに!出典/画像元: https://fujinkoron.jp/articles/-/8589?display=fullPASSAGEは、書評家が自らの棚を持ち、収益を得られる仕組みが画期的です。
神保町という場所も活かしていますね。
『ALLREVIEWS』は、書評家への還元をさらに進めるため、コワーキングスペース的な空間と鹿島氏の共同書店構想を組み合わせ、シェア型書店『PASSAGE by ALLREVIEWS』を2021年に神保町にオープンしました。
『PASSAGE』は、ALLREVIEWSの書評家たちが自身の書棚を持ち、本の販売やイベントを通して収益を得ることができる仕組みとなっています。
神保町の街と連携し、学生向けにサードプレイスとしての機能も提供していく計画です。
『PASSAGE』は、パリのパサージュ(アーケード商店街)をイメージした、壁面を書棚で埋め尽くした空間で、それぞれの棚を賃料制で貸し出す「棚貸し」方式を採用しています。
鹿島氏自身も、自分の本を販売できる場所が欲しかったため、『PASSAGE』に出店することを決めました。
また、自宅にストックされていた著者献呈用の本を販売することも検討しました。
パリのパサージュをイメージした空間、すごいロマンチックだね!自分だけの本棚、憧れるわ~。
PASSAGEの拡大と魅力
PASSAGE、怒涛の店舗展開!その魅力とは?
個性的な空間と豊富な書籍、誰でも書店を開ける!
PASSAGEの更なる拡大、店舗ごとの魅力、そして多様な本との出会いについて掘り下げていきます。
公開日:2024/10/16

✅ PASSAGE SOLIDAは、2024年3月にオープンした神保町のシェア型書店で、神田交差点前に位置しアクセスが良い。
✅ 営業時間は12時~19時で年中無休、キャッシュレス決済に対応。棚主は月額3,750~25,000円の棚代と初期費用、販売手数料がかかる。
✅ PASSAGE by ALL REVIEWSとは異なり、よりバラエティに富んだジャンルの本を取り扱っており、人通りが多い点が特徴。
さらに読む ⇒やーはちのブログ出典/画像元: https://ya-hachi.com/passage-solida/PASSAGEの店舗展開はすごいですね!多種多様な本が並び、人々が気軽に立ち寄れる場所になっているのが魅力的です。
『PASSAGE』は、2022年3月にオープンした1号店『PASSAGE』に続き、2023年3月には2号店『bis!BOOKS&CAFE』、2024年3月には3号店『SOLIDA』、2024年10月には4号店『RIVEGAUCHE』がオープンし、合計1000棚以上になりました。
フランスの通りの名前がつけられた書棚に、店主のこだわりが詰まった本が並びます。
書評家たちが選んだ本も並んでおり、個性豊かな空間となっています。
月額4000円〜(初期費用13200円)で、世界一の本の街・神保町で、誰でも書店を始められます。
すごいわね!神保町で書店を始められるって、夢があるわ!
ALLREVIEWSの未来展望
書評特化型サブスク『ALLREVIEWS』は何を目指す?
読書と出版業界への貢献を目指します。
ALL REVIEWSが目指す未来、サブスクリプションビジネスの可能性と、今後の展望について考察します。

✅ サブスクリプションビジネスは、モノの所有から価値の利用への意識変化を背景に、デジタル技術を活用して顧客満足度を高め、継続的な利益を創出する新たなビジネスモデルとして注目されている。
✅ 様々な業界でサブスクリプション型のサービスが展開されており、ソフトウェア、動画配信、音楽ストリーミング、ファッション、カーシェアリングなど多岐にわたる。これらの成功事例は、初期費用を抑え、常に最新のサービスを利用できる点に特徴がある。
✅ サブスクリプションビジネスを成功させるためには、顧客エンゲージメントの確立、ビッグデータの活用、迅速なフィードバックによる改善が重要となる。また、BtoCとBtoBで成功の法則が異なり、それぞれの特性に合わせた戦略が必要となる。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://gihyo.jp/book/2020/978-4-297-11131-1書評のサブスクリプション化は、メディアビジネスの新たな可能性を示唆していますね。
読書体験を豊かにするサービスに期待です。
『ALLREVIEWS』は、書評のサブスクリプション化や書評を書店に提供するサービスなど、新たなビジネスモデルの開発を目指しています。
メディアビジネスの中で、書評という分野に特化したユニークなサービスとして、読書の楽しさを広め、出版業界にも貢献することを目指しています。
サブスクリプションは、まさに時代の流れだ。顧客エンゲージメントをしっかり掴むことが重要になるだろう。
PASSAGE誕生のきっかけ
鹿島氏が『PASSAGE』を思いついたきっかけは?
書評サイトと実店舗の連携ニーズ。
PASSAGE誕生のきっかけ、鹿島氏の思い、そして本と人との新たな出会いを創出する空間について迫ります。

✅ 仏文学者・鹿島茂氏がプロデュースする共同書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」が神保町にオープン。書評家や出版社など本を愛する人々が選書し、各々の個性的な本棚を展開しています。
✅ 店内はアーケード街を模しており、ALL REVIEWSという書評アーカイブサイトと連携。書評家が選んだ本が並ぶだけでなく、著者、書店員、出版社など様々な立場の人が棚主として参加しています。
✅ DVDを販売するレーベルも登場し、一日店長イベントも開催。本と人との新しい出会いを創出する、多様なコンテンツが魅力的な書店です。
さらに読む ⇒出典/画像元: https://pie.co.jp/series/4865072/実店舗の必要性を感じ、パサージュをイメージして共同書店を思いついたとは、面白いエピソードですね。
鹿島氏は、地方・小出版流通センターのアンテナショップ「書肆アクセス」をよく利用しており、書籍調査に役立っていたそうです。
しかし、2017年に次男と始めた書評閲覧サイト『ALLREVIEWS』を通じて、書評されている本を実際に書店で手に取って見たいというニーズを感じ、実店舗との連携の必要性を痛感しました。
そんな中、すずらん通りで店舗スペースの賃貸物件を見つけた鹿島氏。
ウナギの寝所のような細長いスペースでしたが、パリのパサージュ(アーケード商店街)を連想し、共同書店『PASSAGE』のアイデアを思いつきます。
本を愛する人たちが集まって、こんな素敵な空間が生まれたんだね!
ALL REVIEWSとPASSAGE。
本好きにはたまらない、魅力的な取り組みですね。
今後の展開が楽しみです。
💡 ALL REVIEWSとPASSAGEは、読書体験を豊かにする新たなサービスを提供。
💡 神保町という街の個性を活かし、本と人との出会いを創出。
💡 サブスクリプションなど、ALL REVIEWSの今後のビジネス展開に期待。