東京写真記者協会賞とは?写真展が伝える社会問題と希望の光?2022年〜2024年、報道写真が捉えた世界
東京写真記者協会賞、2022-2024年の受賞作品を紹介! ウクライナ侵略、能登半島地震など、激動の時代を捉えた報道写真が、人々の姿を鮮やかに映し出す。感動と社会への問いかけが凝縮された写真展、ぜひご覧ください。
💡 東京写真記者協会賞は、報道写真を通じて社会の出来事を伝える賞である。
💡 2022年はウクライナ侵攻、2023年は戦禍とアート、2024年は能登半島地震がテーマ。
💡 写真展では、一般ニュース、スポーツ、文化芸能など、様々な分野の作品が展示される。
それでは、まず今回の記事で皆さんに知っていただきたい3つのポイントをご紹介させていただきます。
世界を揺るがす戦争と平和
2022年写真記者協会賞グランプリは?
小出洋平氏「ウクライナの空を思う」
2022年は、ウクライナ侵攻をテーマにした写真がグランプリに選ばれましたね。
公開日:2022/12/26

✅ 東京写真記者協会賞のグランプリに、毎日新聞の小出洋平記者が撮影した「ウクライナの空を思う」が選ばれた。
✅ この写真は、ロシアの侵攻でポーランドへ避難したウクライナ難民の姿を捉えたもの。
✅ 東京写真記者協会には新聞、通信など36社が加盟している。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20221125/k00/00m/040/161000c戦争の悲惨さ、そして避難民の姿を捉えた写真は、見る者に深い悲しみと、平和への願いを抱かせます。
2022年度東京写真記者協会賞のグランプリは、毎日新聞社小出洋平氏の「ウクライナの空を思う」が受賞しました。
同作品は、ポーランド東部国境のメデイカで撮影された、ウクライナから避難してきた女性がバスに乗り込み、国旗が映り込んだガラス越しに空を見上げる様子を捉えています。
その他の受賞作品には、一般ニュース部門賞(国内)に読売新聞東京本社佐々木紀明氏の「深海からつり上げられるKAZUⅠ」、一般ニュース部門賞(海外)に共同通信社遠藤弘太氏の「泣き崩れる母」、企画部門賞(国内)に読売新聞東京本社中村光一、飯島啓太、若杉和希氏の「おっとフォーカス」、企画部門賞(海外)に読売新聞東京本社冨田大介、関口寛人、三浦邦彦氏の「ウクライナ侵略の地で」などが選ばれました。
スポーツ部門賞では、報知新聞社頓所美代子氏の「新時代パーフェクトゲーム達成」とサンケイスポーツ新聞松井英幸氏の「金メダル目前、まさかの転倒」が受賞しました。
文化芸能部門賞には、東京中日スポーツ嶋邦夫氏の「トム、後ろ後ろ!」が選ばれました。
奨励賞には、東京新聞佐氏などの作品が選ばれました。
なるほど、紛争の悲惨さを伝える写真というのは、ビジネスの世界でも非常に重要です。世界情勢は、株価にも影響しますからね。
芸術とスポーツ、そして希望の光
写真記者協会賞グランプリ、希望を写した作品とは?
ウクライナの平和を願うアート
2023年のグランプリ作品は、戦禍の中、アートを通して日常を取り戻そうとする人々の姿を捉えたものですか。

✅ 2023年の東京写真記者協会賞では、ウクライナ侵略1年をテーマに、戦禍の中でアートを通して日常を取り戻そうとする人々の姿を捉えた作品がグランプリを受賞しました。
✅ 一般ニュース部門では、河野太郎氏の行動や、福島第一原発処理水放出による中国の反応を写した作品が、企画部門では、歌舞伎町での売春問題と、世界各地の災害の惨禍を伝えた作品がそれぞれ選ばれました。
✅ スポーツ部門ではWBCでのヌートバー選手の活躍や、サッカーW杯でのメッシ選手の優勝を捉えた作品が、文化芸能部門ではジャニー喜多川氏の性加害問題に関する報道写真がそれぞれ選出されました。
さらに読む ⇒東京写真記者協会–東京写真記者協会出典/画像元: https://tokyoshakyo.jp/award/2023/アートの力ってすごいですよね。
絶望的な状況でも、人々を勇気づけ、希望を与えることができる。
まさに、写真の力と重なりますね。
2023年東京写真記者協会賞のグランプリは、産経新聞社の川口良介氏による「戦地に彩りを」が受賞しました。
この作品は、ウクライナ侵略によって日常を奪われた人々が、アートを通して平和を願う様子を捉えています。
停電の中、スマートフォンを明かりにして絵を描く子どもや、戦車に平和の象徴であるハトの絵を描く芸術家など、人々の抵抗と希望を描いた作品となっています。
その他、一般ニュース部門賞(国内)は毎日新聞社の宮武祐希氏による「わが道をゆく」が、一般ニュース部門賞(海外)は読売新聞東京本社の「禁輸、自国水産物にも悪影響」が、企画部門賞(国内)は朝日新聞社の藤原伸雄氏による「ずっと孤独で路上に立ち……」が、企画部門賞(海外)は読売新聞東京本社の関口寛人氏と永井秀典氏による「世界を襲う惨禍」が受賞しました。
スポーツ部門賞(国内)は日刊スポーツ新聞社の菅敏氏による「たっちゃんだ〝べー〟」、スポーツ部門賞(海外)は毎日新聞社の宮武祐希氏による「メッシのW杯」が受賞しました。
文化芸能部門賞は東京新聞の戸田泰雅氏による「見ざる・言わざる・聞かざる」が受賞しました。
奨励賞には、一般ニュース部門(国内)で日本経済新聞社の澤井慎也氏と目良友樹氏による「前人未到の八冠」が受賞しました。
ウクライナ侵攻ねぇ… ニュースで見るたびに胸が痛むんだけど、アートを通して平和を願う人々の姿は、すごく希望を感じるよね。写真って、言葉以上に心に響くものがあるんだよね。
災害と家族の絆
能登半島地震、避難所の約束とは?
1日1回「泣いてもいい」、母と娘の約束。
能登半島地震の被災地で撮影された写真、胸が締め付けられる思いです。
公開日:2024/11/26

✅ 東京写真記者協会賞に、朝日新聞社の内田光記者の写真「『泣いてもいいんだよ』 避難所で母との約束」が選ばれた。
✅ この写真は、能登半島地震で被災し避難所で過ごす子どもと家族の姿を捉え、不安な状況下での心情を伝えている。
✅ 受賞作品を含む約300点の「2024年報道写真展」が、東京、横浜で開催予定。
さらに読む ⇒朝日新聞デジタル:朝日新聞社のニュースサイト出典/画像元: https://www.asahi.com/articles/ASSCT0JGQSCTUQIP00BM.html避難所で子供とその母親が交わす約束…写真から伝わる感情に、涙が止まりません。
2024年東京写真記者協会賞に、朝日新聞社の「『泣いてもいいんだよ』避難所で母との約束」が選ばれました。
この写真は、能登半島地震で被災した小学3年の原椿月さんが家族とともに体育館で避難する様子を捉えたもので、不安な状況の中で母親と「1日1回は泣いてもいい」と約束を交わす姿が印象的です。
本当に、胸が締め付けられる話だね…でも、震災を経験した人たちって、すごく強くなるのよね。私も頑張らなきゃって、背中を押される思いだよ。
写真が伝えるメッセージ
写真で社会を動かす!東京写真記者協会賞、見に行く?
感動と社会への気づきを、写真展で!
写真展、ぜひ多くの人に見てもらいたいですね。
写真を通して、様々なことを感じ、考えるきっかけになるはずです。

✅ 2024年のニュースを象徴する写真を集めた「2024報道写真展」が日本橋三越本店で開催され、能登半島地震や大谷翔平選手の活躍など約300点が展示されている。
✅ 東京写真記者協会の主催で、一般ニュースやスポーツ部門の受賞作品も含まれ、体操の岡慎之助選手がオープニングセレモニーに参加した。
✅ 入場無料で、銀座三越でも会期を替えて開催される。
さらに読む ⇒東京新聞出典/画像元: https://www.tokyo-np.co.jp/article/372972展示会を通して、写真の持つ力、そして社会への影響力を改めて感じることができますね。
写真展、私も行ってみようと思います。
東京写真記者協会賞は、報道写真を通して社会の課題や人々の姿を浮き彫りにする重要な賞です。
受賞作品は、それぞれのストーリーを通して、私たちに深い感動を与え、社会への関心を呼び起こします。
写真展は12月から東京・日本橋三越本店、銀座三越、横浜市の日本新聞博物館で開催されます。
ぜひ足を運んで、写真を通して伝えられる力を感じてみてください。
写真展か… 優れた写真ってのは、見る者の心を揺さぶる力があるんだよな。特に、社会的なテーマを扱った写真は、人々の意識を変える力もある。
報道写真が伝えるメッセージは、私たちに社会への関心と、未来への希望を与えてくれますね。
💡 東京写真記者協会賞は、社会問題や出来事を伝える報道写真の功績を称える。
💡 2022年から2024年までの受賞作品は、戦争、災害、人々の希望を捉えている。
💡 写真展を通じて、報道写真の力と社会への影響力を感じることができる。